入賞作品
- 最優秀賞 作品名 高校名 グループ名
- “ いただきます ” の裏側って…? 酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校 アグリクリエイト科機農コース
- 優秀賞 作品名 高校名 グループ名
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農村の魅力を発信!
~自然と共存した持続可能な有機農業~ 北海道真狩高等学校 有機農業コース - 雪・水資源がもたらす恵み 北海道岩見沢農業高等学校 農業土木工学科
- 佳作 作品名 高校名 グループ名
- 私たちが支える・つなげる北海道農業 北海道余市紅志高等学校 農業班
- 大野農業高校6次産業の実践 北海道大野農業高等学校 農業クラブ執行部
- ”道外から来た私たちが見た”北海道農業 北海道静内農業高等学校 しずのうく2nd.
- 人手が足りない!! 北海道静内農業高等学校 しずのうくGirls
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最優秀賞
“ いただきます ” の裏側って…?
酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
アグリクリエイト科機農コース
食事をする前の大切な言葉 “ いただきます ”。
普段、店頭に並んでいる食材を手に取ることがほとんどだが、実際に “ 食 ”はどのような環境で、どのような人が、どのような形で生産しているのか。
生きていくうえで欠かせない “ 食 ” を支えている、北海道農業について、少しでも知っていただきたい!
見る人によって、農業の魅力や食を生産することについてなど、様々な角度から “ いただきます ”の裏側にある景色を見ていただけたらなと思います!
< 総評 >
畑作・稲作・酪農に触れながら、農業を食という視点から身近に感じられるよう伝え、北海道農業が日本の食を支えていることが1分間で簡潔にまとめられ、普段農業への関わりのない人々にもわかりやすい内容になっている点がとても良かった。
また、様々な場面を取り上げ、背景を想像させる手法に優れており、締めのメッセージとドローンの映像は、農業の未来について深く考えたくなるものとなっている。
「いただきます」という言葉の背後にある食に関する夢や努力する人の顔が見える映像の構成となっており、健全な食生活の実践とは何かと問いかける食育の動画にもなっている点も良かった。
優秀賞
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農村の魅力を発信!~自然と共存した持続可能な有機農業~
北海道真狩高等学校
有機農業コース
本校の有機農業コースでは、「土を育てる」をスローガンに持続可能な北海道農業の発展に向けて取り組んでいます。
「四季折々の食材」と「美しい景観」を合わせ持つ農村の魅力を守っていきたい!そんな思いを表現した作品になっています。自然と共存した有機農業の魅力を真狩村から発信していきます!< 総評 >
有機農業というこれからの重要なテーマを取り上げ、「土を育てる」というキーワードを軸に、農業生産による環境への負荷をできる限り低減する有機農業について、短い時間の中で羊蹄山や湧水などの美しい映像とともに説明されている。
自然と共存し農村環境を守りながら農業を行うという役割を見出し、それを実践している様子が映像を通じて伝わり、将来の農業に向けた強いメッセージ性が感じられる。
音楽が映像とよくマッチしており、作品全体の出来映えがとても良かった。 -
雪・水資源がもたらす恵み
北海道岩見沢農業高等学校
農業土木工学科
上質な水資源を用いて作られる水稲をはじめとする豊かな農産物。これは「雪」や雄大な自然環境によってもたらされています。
特別豪雪地帯・岩見沢においても例外ではなく、雪解け水からおいしいお米ができあがり、同時に大量の「籾殻」が排出されます。
私たち農業土木工学科は、これらの処理に困る厄介者の見方を変えて味方にすることで地域の持続可能な農業を支え、同時に北海道の豊かな自然環境を守ります!< 総評 >
豊富な水資源が北海道農業を支えていることがわかりやすく表現されており、その源となる雪や雄大な風景などを交えた北海道らしい動画となっている。豪雪地帯という一見短所である立地を、水田への豊かな融雪水の利活用といった利点として捉え直そうとする観点が、短い動画の中で分かりやすく表現されている。
農業のみならず、雪と共にある暮らしや、農村の景観を守りながらその地域ならではの風土として魅力を発信しようとしている点が評価できる。
佳作
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私たちが支える・つなげる北海道農業
北海道余市紅志高等学校
農業班
私たちは「余市町のワイナリーを支える」という目標を掲げ活動しています。余市町は道内有数の醸造用ブドウ生産地で、日々の授業で実際にワイナリーさんから多くのことを学んでいます。
私たちがワイナリーさんの力になることはちっぽけなものですが、動画を通して、これからは私たちが支え・つなげていきたいと考え、この思いを動画にしました。< 総評 >
ぶどうとワインという余市町の特産物を取り上げ、高校生が積極的に地域と関わる取組が端的に紹介されており、図表などを用いた説明や生徒の前向きな声には説得力があり、次世代が地域の産業を継承していく意気込みが伝わる内容となっている。
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大野農業高校6次産業の実践
北海道大野農業高等学校
農業クラブ執行部
本校農業科学科では乳牛を約10頭飼育管理しています。周辺地域の農業課題の解決へ向けて日々の管理を実施しています。生産した生乳の乳脂率は4%を超える高品質なものです。そのような生乳から食品科学科がヨーグルトやアイスクリームなど、さまざまな乳製品を製造しています。
本動画では、看板商品である「大農ヨーグルト」をピックアップしました。昨今、生乳の消費拡大が北海道農業の課題とされている中で、少しでも生乳の消費拡大に貢献できるよう、生産・加工・流通を行う6次産業PR動画を作成しました。< 総評 >
自ら製品化して付加価値を与えた学校独自の商品が消費者に受け入れられていることが、実体験に基づいた具体例として簡潔に明るいタッチで表現されている。牛の目線からという工夫や、牛乳を食べるという表現も良い。
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”道外から来た私たちが見た”北海道農業
北海道静内農業高等学校
しずのうく2nd.
北海道外から来た農業高校生に北海道農業を体験して感じたことをインタビュー形式で撮影しました。道外出身者ならではの視点で北海道農業を見ることで、北海道に住む人が気づかない新たな魅力の発見を目指して撮影しました。
< 総評 >
道外から学びに来ている生徒の視点で、北海道の農業の優位性や魅力を自分の言葉で伝えており、インタビュー形式の構成が生の声を視聴者へ伝える手段として有効に働いている。
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人手が足りない!!
北海道静内農業高等学校
しずのうくGirls
農業高校に通う私たちが地域農業を学ぶ中で感じる「人手が足りない」という北海道農業の課題を、北海道農業の魅力を伝えることで「一緒に北海道で農業しようよ!」と呼びかける形の動画にしました。北海道の魅力を等身大の日常から映像美に落とし込んでみました。
< 総評 >
「人手不足」という重要な問題をテーマとして取り上げ、高校生の日常からくる素直な思いが伝わり、惹きつけられる見やすい動画となっている。